三笠の週末住宅
軽井沢エリア 木造2階建
軽井沢町三笠エリアに佇む、家族で週末を過ごすための別荘。
軽井沢の厳しい冬も快適に過ごせるよう、国の断熱性能等級4を大きく上回る高気密高断熱仕様となっている。
基礎外周部の気密パッキンと外壁部の防湿気密シートで気密性を確保。
開口部にはエクセルシャノンの樹脂サッシと山崎屋木工製作所の木製サッシを採用。
天井部には最大450mm厚さの高性能グラスウールを吹き込み、
基礎の内張り断熱と床断熱を併用して熱損失を軽減している。
外壁仕上げは鋸目挽き放しの杉板張り。
内部仕上げにはオーク無垢フローリング、鉄平石張り、珪藻土塗り材など自然素材が主体。
建築時の環境負荷を最小限に留めている。
ビルトイン暖炉とパネルヒーターという輻射熱暖房を主暖房とし、
気流感のない快適な室内環境を実現している。
セランガンバツの大テラスに出れば、敷地に隣接して流れる川のせせらぎを感じ取れる。
季節を通して軽井沢の自然と共生できる建築である。
設計・監理 | ぐりっぷ建築設計事務所 |
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工期 | 竣工 2021年5月 |
構造・規模 | 木造2階建 |
延床面積 | 329.24㎡ |
所在地 | 軽井沢エリア |
撮影 | 林写真事務所 |