国際パッシブハウス・オープンデー2023に参加します

2023.10.13

四季の暮らし

こんにちは！新津組代表の新津です。

私の自宅兼新津組コンセプトハウスとして竣工した「佐久平パッシブハウス」（認定申請中）。
昨年に引き続き、今年も「国際パッシブハウス・オープンデー2023」への参加が決定しました！

国際パッシブハウス・オープンデーとは？

世界中のパッシブハウスレベルの建築が、2023/11/11～13の日程に合わせて一斉に見学会を行う国際イベントです。
1年に1回のみの開催となり、普段は見ることのできないパッシブハウスを見学できる貴重な機会となっています。
認定を取得した完成物件だけでなく、認定を目指す建築中の物件も参加しています。
　

見学会の見どころは？

施主兼施工会社の社長である私が、パッシブハウスに3ヶ月間住んでみての率直な感想をお話します。
●前の住まい（RC造マンションのオール電化）と比較してどういう変化があったか。
●信州の秋～初冬に、一日のうちどれくらいを無暖房で過ごせているのか。
●子育て世代として感じるメリットとは。

コンセプトハウスならではの実験的な仕様が多数！実際に触ってご覧いただくことができます。
●信州カラマツのフレームと高透過トリプルガラスの木製サッシ「キュレイショナー」
●強力な防蟻性能を持つ基礎コンクリート用の断熱材「発泡ガラスボード」
●換気空調一体型の全館空調システム「ゼンダーコンフォホーム」
●「真空管式太陽熱温水器」を主体とした給湯システム
●電気自動車（日産サクラ）を蓄電池として使う「V2Hシステム」
●温水を輻射熱暖房として使い、蓄熱性と調湿性にも優れる「土壁暖房パネル」※
●信州産ペレット燃料を用い、暖房と給湯を補助する「ペレットボイラー」※
※一部設備は調整中のため機器を動かせない可能性があります。

ややマニアックですが、実際の暮らしで測定した各種データをお見せすることもできます。
●リビングや寝室など部屋別の温度・湿度推移。
●毎月の電気代・ガス代や、時間帯・回路別の電力消費量。
●太陽光発電の発電量・売電量、V2Hシステムの経済効果。